
AIJ 昭島青年経営者クラブ

ご挨拶
安藤前年度理事長より、バトンを受け継ぎ第62代理事長として、スローガンを『 覚悟 』 といたしました。AIJの目的のもと、会員一人ひとりがそれぞれの立場、役割において、自ら選択した成長への覚悟を明確にし、青年らしい行動力で実践して参ります。その姿勢に共感の輪を広げ、選択肢が多様化する現代においても、社会から必要とされ続ける経営者団体として、邁進していく所存です。
昭島青年経営者クラブは今年、62周年を迎え新たな歩を進めるために、32名の会員が切磋琢磨しながら活動を行っております。近年はAI技術の進歩により物事が効率的に進むようになってきました。しかし、人と人との繋がりや、自ら考え行動する姿勢の重要性は変わることがありません。「企業経営者としての資質の向上、会員相互の親睦」を実践していくうえでも人との交流から始まります。そのためにも会員拡大を念頭に置き、集える学び舎として一年間活動してまいります。
兄弟会である山梨青年工業会の皆様との交流は合同例会をはじめ毎年当会に多くの学びをいただいております。今年度も切磋琢磨し両会の親睦と発展へとつなげてまいります。
結びとなりますが、日々の活動に深い理解をいただいている会員のご家族、特別会員賛助会員、関係諸団体の皆様におかれましては今まで同様のご理解とご指導ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げ、新年の挨拶に代えさせていただきます。一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

『 覚悟』
「はじめに」
誰もが学び、成長し続ける必要がある。
私が初めて覚悟を決めたのは独立を決めたときでした。やりたいこともなくただやみくもに働き、日々を過ごしていた時に自分というものはどのような存在になれるのか、現状で満足しているのか。そんな漠然とした不安とも焦りともいえぬ考えが沸々と湧き上がってきました。しかし、日常を繰り返す生活を続けていれば、なにがあるかわからない不安や一歩を踏み出す恐怖から目を背けられ考えなくて済むという安心が勝っておりました。ですが、日増しに募る焦りや不安が安心を上回るようになり自分から不確かだけど明るい未来を掴みにいこうという思いが勝ったとき、自分の人生に責任を持つ覚悟を決めて一歩を踏み出し自分で会社を作るという決断をしました。
経営者になったからこそ使命や責任が必然となります。一つの仕事が増えても一人の仲間が増えても累乗的にそこにかかる責任や重圧が増えていきます。その時に盲目的に乗り越えることは可能ですが、同じような年齢、立場、経験を共有している仲間に相談し、よりよい解決策を見出せるのが昭島青年経営者クラブであると考えております。
人に求められなければ会社を継続していくことはできません。時代の変化に合わせ形を変え続けるからこそ、求められる会社になります。それは団体でも同じことがいえます。62年目となる当団体は創立の目的はそのままに、時代の変化に柔軟に対応してきたからこそ現在まで続いております。今年はさらに昭島市をはじめ近隣地域の人々に求められ必要とされる経営者団体として活動してまいります。
「AIJの意義」
経営者としての考え方、行動、姿勢を仲間とともに学べる場であるAIJは、仲の良いだけの集まりではありません。一人ひとりが成長を望むからこそお互いが刺激され次のステージへと歩みを進めることができます。毎月実施する例会があり、その例会を会として承認する理事会があり、理事会に承認をもらえるような企画を作り上げていく部室委員会があります。一つひとつの場で建設的な意見を交わし、「より良くするためには」、「より成長するにはどうしたらいいのか」と膝を突き合わせて議論を行います。どれだけ主体性を持って臨めるかによって、持ち帰れるもの得られるものの差が生まれます。まずはわからないことだらけでもやってみる、やってみた先に見えたものをとことん自分ごとに落とし込む。そのような姿勢が必要であり経営者として正しい行動であります。
与えられた役目、役割、役職を全うしていく中で成長する機会は無数にあります。いかにその機会を掴むのかは自分自身が行動に移すことでしか得られることはありません。どんなに仲間であっても行動に移さない人間には関心を持たれません。家庭や仕事、プライベートと多忙な状況でありますが、少しの背伸び、少しの無理をしてでも掴んだ先に得られるものは、入会時に描いた希望に値すると断言できます。ですが、少しの無理とは見栄を張ることではありません。等身大の自分を出し認めてもらうよう努力し、挑戦し間違えてもすぐに認め、学び続ける姿勢が賞賛される団体であり、その文化がAIJにはあります。
「時代の変化に対応するために」
時代の変化はめまぐるしいほどのスピードで進化を遂げています。与えられた時間は有限であり情報には無限にアクセスできます。限られた時間の中で経営者として学び成長していくためには、必要な情報を取捨選択していかなければなりません。そして、その際に何を軸に判断を下すのかが重要であります。その軸を磨き上げるのにもっとも有効であるのは他人の価値観や知識と照らし合わせ意見を交えることです。経営者として正しい自分の軸を磨ける環境がAIJにはあります。例会や事業を作り上げる部室会で仲間と議論を尽くし、懇親会では仕事や自分の価値観を議論できる環境があり仲間がいます。
技術も発達し置き換えられるもの、置き換えられないものの差が広がってきており、変化に対応するために必要であるものは積極的に取り入れ、実行に移す。その判断力とスピードがより大切になります。そのためにも新しいモノを認知し学べる環境を作り、個に合わせて提案できれば経営者として求められる存在になることができます。
「人の繋がりで得られるもの」
AIJも会社も人が集うからこそ継続し続けることができます。成長のために集う仲間の可能性を最大限広げることができるのもこの会の特徴であります。部長や室長となり部会を運営していくときに必要となるものは、仲間を理解し自身が定めた思いをどれだけ言語化し、相手に伝わるように話すことができるかということです。そのためにも、会員一人ひとりに焦点をあて個の可能性を理解し、つながりを広げていくことが重要となります。さらに、思いを伝えるということは自身を深く理解する必要もあります。何が得意で何が苦手なのか、それは経営においても自社の魅力をどのように伝えていけるか、魅力を客観的に理解してこそ相手に合わせて話すことができます。そして昭島市で活動している団体だからこそ積極的に地域とのつながりも重要になります。地域がなければ我々は活動することができません。様々な年代の人が住み暮らし誇りをもって生活をしている中で、AIJは経営者団体として何ができるのか、どのようなことを魅力として受け取っていただけるかを明確にして市と人々に必要と思ってもらえるよう活動していきます。
「共感を広げるために」
SNSが世間を騒がすことが日常となった現代においては、誰もが日常で意図せずとも使用している状況があり、情報を得る、発信するといったことにも当たり前のようになってきています。アナログからデジタルへと進化した時代においても誰に何を伝えたいのかというのは変わらないものだと思います。AIJがより共感してもらい認知を広げ昭島市で62年続いている団体として今後も継続していくためには広く認識してもらう必要があります。年間を通し行っている様々な活動をただ発信していくのではなく、伝えたい相手、知ってもらいたい人を明確にし、それぞれに情報を変換し発信しなければなりません。そのためにも、SNSの理解を深め使用する場面や伝えたい人で使い分け、より理解を深めていただけるようになれば、AIJが昭島市での認知を得られるとともに、自社の魅力を発信する際にも役立つものであると考えます。
「共に成長するために」
ともに成長していく仲間がいなければ、実現したいこと、成し遂げたいことの幅は狭くならざるを得ません。45歳で卒業という仕組みがある組織においては、会員拡大は単なる人数増加ではなく、組織の未来そのものを支える生命線であります。現状維持は決して安定ではなく衰退であり、活動の幅も影響力も縮小してしまいます。そのためにも全員が問題ととらえ、より多くの人に共感いただけるよう、必要性を言語化し伝えていくことが重要です。
一人ひとりがその意義を理解し、行動に移せば想像以上の仲間と出会い、互いに高め合いながら成長している未来が必ず実現すると確信しております。
最後に
覚悟を決めるということは、自分が選んだあらゆる状況に対して逃げずに結果に向き合うことを決めた状態のことです。我々経営者は「決める」ことからすべてが始まります。そしていいも悪いも受け入れなければなりません。ですがこの学び舎には仲間がいます。単年度制というこの仕組みの中でどんな挑戦も成長につながる機会があります。AIJで覚悟をきめ未来への一歩を踏み出せば必ず自身が描いた明るい未来に近づきます。隣には背中を押してくれる仲間がいます。そして仲間が求めればあなたもきっと背中を押しています。私はその環境を1年間全力で支えていきます。